- 10月
- 2024年11月
当社スタッフを見送ってから、開発のチームだけ展示会に向かいます。春と秋に開催されている香港の展示会は2つあり、簡単に分けるとブランドの商品展示と工場の技術展示です。ブランドといっても、あまり私たちに馴染みのあるようなブランドではなく、失礼ながらB級のブランドが多く出展しています。ただ、ここらへんの新興ブランドの方が活気があったり、新しいものを出してくることもあるので情報として知っておくことは重要です。また、工場の技術展示の方も、製品としてできあがっているものだけでなく新しい技術を展示しているところもあるので、ひとつひとつよく見ないとわからないので注意が必要です。
ここらへんを見ていくとこれからのトレンドも分かりますし、実はここで製品を購入して販売する会社が多いので、展示会から数ヶ月後に日本でも違うロゴが付いて販売がされることが多くあります。
私たちは自社製品においては必ず自社で開発をし、デザインや金型などもすべて自社で製作しますので、ここで購入するということはないのですが、最近のトレンドや、技術や素材などのところだけを見て回るためによく行くわけです。
やっぱり中国ですから、こういうのがゴロゴロしていたりします。ここなどはポスターを貼っているのでなんだろうと思って聞いてみると、噂が結構出ているのでポスターにしてみた、特に情報を持っているわけではない、などということもあったりして苦笑いしたりしています。その他、非Appleライセンスの製品もたくさん出回っていて、こういうところで安いからと仕入れる会社があると日本でも販売されるようになって、結果トラブルが多かったりして安物買いの銭失いになりかねないのでご注意ください。
今年は案の定、ここらへんのバンドが至るところで展示されていました。この手はモーションセンサーがあればハードウェアとしては作れてしまうので、これからもたくさん出てくることでしょう。ただ、やっぱりソフトとサービスなんですよね。この手のものがどんどん日本でも販売されるようになると思いますが、これこそ安物買いの銭失いになること間違い無しです。
とはいえ、このようなカオスなのも中国のパワーの源でもありますので、楽しく拝見しました。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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